千葉県船橋市・市川市地先の三番瀬で漁獲される「三番瀬産 ホンビノス貝」
元々はカナダ、アメリカ等に生息する貝でありましたが、船の「バラストタンク」と呼ばれる海水を入れるタンクに稚貝が混じり日本にやって来ました。
成貝の殻長は最大で10cm以上になる比較的大型の二枚貝です。
名前を漢字で記すと「本美之主貝」となりますが、これはビーナス属=「Venus」に当て字された「美之主」に由来するからです。
アメリカでは重要な食用貝であり、広く漁獲対象とされ、ロードアイランド州では州の貝に選ばれています。ちなみに、英名ではサイズに対応して変化する「出世貝」です。
「大アサリ」や「白ハマグリ」とも呼ばれる事があるホンビノス貝ですが、本当は本種を指して大アサリ、白ハマグリと呼ぶのは誤用です。